2012年1月20日金曜日

知られざるバリ島の歴史*

今や南国リゾートとして有名なバリ島。
みなさん、その歴史を知っていますか?













ーバリ島と日本の深い関係?ー

さかのぼると、
バリ島には1万年前には人が住んでいたと言われています。

16世紀になるとヨーロッパの国々がアジアへ進出。
オランダ・ポルトガル・スペインなどもバリに進出し始めます。
そして1619年、
オランダがジャカルタを征服したことから
本格的な植民地時代が始まります。

その後、1846年からオランダとの戦争(バリ戦争)が始まり、
1906年にはバリはオランダの植民地として支配されてしまいます。

1945年の太平洋戦争では、日本軍がオランダに代わりバリ島を支配。
















この絵画はバリ島ウブドにあるネカ美術館に展示されている絵。
バリ島を日本軍が支配している様子を描いていると思われます。

期間的に短かった上、戦闘による被害のない支配ではありましたが、
この時、日本軍による過剰な物資の調達によって、
バリは歴史始まって以来の欠乏生活を強いられます。

1949年、スカルノ大統領率いる共和国政府が独立を獲得。
同年インドネシア連邦共和国が成立し、
1956年にはバリ島もインドネシア共和国の州として承認されました。
















ちなみに、日本の植民地支配を受けていたためか、
バリではご老人のほうが、日本語が達者な方が多くいらっしゃるそうです。

長々と書いてしまいましたが、
このようにバリの歴史には、日本も非常に深い関わりを持っています。
知らなかった方も多いのではないでしょうか?
(少なくとも私は今回初めて知りました!)

海外に行く時は、その国の歴史や文化を知ってから行くとより楽しめますよね^^






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